会長挨拶

 今年度、全国ろう学校PTA連合会(以降全ろうP)会長を務めさせて頂くこととなりました筑波大学附属聴覚特別支援学校PTA・後援会会長の植草喜代治と申します。子供は、高等部二年生の男の子です。伊藤会長の後任としてはとても荷が重いのですが、皆様の温かいご支援を頂きまして、微力ながら精一杯頑張って参りますのでよろしくお願い致します。

 さて、全ろうPも総会及び理事会を東西日本で交互に実施するという方針が定着して参りました。これは、前々会長であります亀田会長から伊藤会長と4年間継続し軌道に乗せて頂いたものです。H26年度千葉(附属)・平成27年度京都(京都聾)・H28年度仙台(宮城聾)・29年度大阪(大阪中央)と進めて頂きました。私も会長として基本的にこのお二人の会長の方針を踏襲して行きたいと考えております。以前の総会は、東京の聾学校で毎年行われておりました。関東近辺の学校は参加しやすいのですが、遠隔地の学校はなかなか参加が難しかった現状がありました。そこで総会を移動して行なったらどうだろう、遠隔地の学校も仙台なら京都なら参加できるかもしれない。

 また以前は、附属の会長が毎年全ろうP会長を歴任しておりましたが、会長も全国からということで、伊藤会長に就任して頂きました。金沢と大塚の事務局との遠距離の運営には、ご苦労があったものと思われます。伊藤会長の業績は他にもありまして、各地区で行われる研修会に積極的に出席され、「全国ろう学校PTA連合会―説明資料―」という自作のパワーポイントを使い、研修会ごとに全ろうPの事業・組織・課題などの説明を繰り返し行なって下さいました。この地道な活動が実を結び、前回の仙台同様今回の総会も、近畿を中心に近辺の学校の皆様のご協力を頂きまして、136名という大勢の会員の皆様のご出席を頂きました。

 さて、この全ろうPの主な活動には、「家庭教育を考える部会」への補助、全国陸上大会・卓球大会への補助、会報・指導誌の発行、各地区の研修会などへの補助などがあります。そしてその財源は、会員からの会費収入のほかに競輪補助事業であるJKA補助金、国庫補助金などによって賄われております。毎年この補助金は、会費収入を上回っております。全ろうPの活動は、この補助金によって支えられております。しかし、家庭教育を考える部会への参加者が少なく活動が縮小すると、補助金も縮小され事業継続が困難になります。これはすべての事業について言えることで、補助金に影響が出ます。そこで、今後も事業を継続していくためにも、皆様の積極的な参加が必要になって参ります。総会同様、これから始まります全ろうPの各事業に一人でも多くの会員の皆様のご参加をお願い致します。

 終わりに、全ろうPは全国組織の会です。地域によって格差があってはなりません。どの地区の子供達も同じように、夢に向かって生き生きと学校生活を送って行ってほしいと考えております。そのためのPTA連合会でありたいと思います。ひとりひとりの会員の皆様の積極的なご支援なくしてそれは叶いません。各地区の研修会への参加、陸上・卓球大会への応援、家庭教育を考える部会への参加などを是非ともお願い致しまして挨拶とさせて頂きます。

全国ろう学校PTA連合会会長
植草喜代治 (筑波大学附属聴覚特別支援学校PTA会長)